誰しも 毎日ランニングをするぞ! 毎日英単語帳で勉強するぞ! と決めてほとんど続かなかった経験があるのではないでしょうか?
きっと全ての人が経験しているでしょう。
なぜできないのか?どうすればできるようになるのか?
これから毎日の習慣の作り方について話していきます。
1. 少しずつやる
習慣化できずに挫折する原因としてやろうとしていることが今の自分にとって難しすぎるということがよくあります。
例えば、家から基本的に1歩も出ない人と毎日散歩する習慣のある人、どちらの方がランニングの習慣を身につけやすそうですか?
後者ですよね。
前者の人が「明日から毎日ランニングする!」と言っていてもあまり信じることはできません。
つまり、自分にできる範囲からやる必要があるということです。
でもできる範囲ってどこから?と思いますよね。
ランニングの例でお話しします。
ランニングをこのように分解してステップで考えてみましょう。
ランニング15分(しっかり走る)→ジョギング15分(軽く走る)→散歩15分(たまに小走り)→散歩15分→散歩10分→散歩5分→一番近くの信号まで歩く→家の外に出る→家の外に出る準備をする
なんと理想的なランニングまで至るまで9個ものステップがありました。
そもそも家の外に出る習慣のない人であれば、まずは最初のステップである「家の外に出る準備をする」ことから始めてみてはいかがでしょうか?
毎日きちんと家の外に出る準備ができるようになったら、次のステップ「家の外に出る」に進みましょう。
このように少しずつ進めていけばいつの間にか目標としていたランニングの習慣が身につくことでしょう。
ランニング以外のことでも同様です。
勉強であれば、まずは机に座ることから。机に座ってやる内容はまずはなんでもいいのです。
30分机に座って漫画を読む習慣を作り、30分のうち5分だけ英単語帳を眺めるように変えて…
というようにこちらも少しずつ取り組んでいけば大丈夫です
2. 時間もしくはタイミングを決める
やろうと決めたとしても、結局いつの間にか1日が終わってしまってやれないことってよくありませんか?
何か新しい習慣を作ろうとするのであれば、必ず何かの時間を削らなくてはいけません。
まず決めるべきは、「昨日までのどの行動をその新しい習慣に変えるのか。」です。
昨日までの行動を全てそのままで新しい習慣を新たに入れることは絶対に無理です。
1日は誰にでも24時間で、どんな使い方をしたとしても絶対にその24時間を使い切っているのですから。
「いつもは夜寝る前はテレビやスマホを見て過ごしているけど、その時間を本を読む時間にしよう。」というようになんとなく使ってしまっている時間に目を向けましょう。
そしてやる時間やタイミングを決めましょう。
例えば、
夜10時になったら本を読むと決めてアラームをセットしておく。
朝シャワーを浴び終わったら散歩に行く。
などです。
毎日必ず行う行動とセットにすると実行しやすいです。
3. できなくても気にしない
毎日やろうと決めたとしても、どうしてもできない日も時にはあるでしょう。
しかし、なるべく行動時間を 0 にはしないように気をつけてください。
例えば「毎日1時間勉強しよう」という目標を立てたとします。
今日は1時間の勉強は出来なさそうだ。という日があったとしても勉強時間を 0 にするのではなく、たった数秒でいいので「勉強をする」という行動を行ってください。
テキストを開いて1行読む。といったレベルで構いません。
初めから目指していたことが100%すぐにできるようになることはなかなか難しいです。
何事も少しずつやっていくしかないのです。
そして 0 と 1 は大きく違います。
行動時間が 0 の日が数日続けばほぼ確実にそのまま何もせずに終わります。
ですが毎日テキストを1行読むといった数秒を続けていたらどうでしょうか?
本当にやる気があるのであれば、たまには1ページ全て読んでみようかなという日があったり、たまには5分くらい勉強しようかなという日があったりするでしょう。
それでいいのです。
たまに頑張れる日にちょっと頑張る。そうしていくうちに、頑張れる日が増えいったりそれよりもうちょっと頑張れるようになったりするでしょう。
このように少しずつ目標に向かって進んでいけばいつかは辿り着けます。
0 では絶対に辿り着けない場所に 1 だけでも続けていけばいつか辿り着けるでしょう。
もちろん辿り着く速度は人それぞれですが、それこそ他人のことを気にしても仕方のないことです。
4. できなかった時はその理由を考える
できなかった時はそこに何かしらの理由があるものです。
朝起きれなかったのであれば前日の夜に寝るのが遅かったことや慢性的な睡眠不足が原因として考えられます。
ダラダラ過ごしてしまって気力が湧いてこない時もあります。
スマホを手にしてしまってダラダラしてしまうことが多いのであればまずはスマホを触らないようにしましょう。
スマホはダラダラする誘惑が多すぎてあまりにも危険です。
原因が明らかになったら今度はその原因別にアプローチしていく必要があります。
自分はダメだ…、自分は能力だないんだ…、もっと頑張らなくては!
と根性論に走るのは簡単ですが結局は同じ間違いを繰り返すことになる可能性が高いです。
感情的にならずに論理的にアプローチしていきましょう。
終わりに
今回は習慣の作り方についてお伝えしました。
要は時間やタイミングを決めてコツコツやっていきましょうということです。
焦らず少しずつ頑張っていきましょう。