初めて商品を作ったけど、売るためには何をすれば良いか分からない…
良いものを作ったはずなのに売れない…
今回はそんな悩みを持つ方向けにゼロから商品を売るのに必要な3ステップを解説していきます。
結論から言うと、ゼロから商品を売るために必要なのは「認知→興味→購入」の3ステップです。
それぞれ解説していきます。
ステップ1(認知)
認知とは、自分の商品という存在を知ってもらうことです。
あなたも知らない商品を買うことは決してないはずです。
ステップ1では、「商品を知ってもらって興味を持ってもらうこと」を目的とした施策を打ちます。
例えばWeb広告を見て気になってクリックしてみたり、Google検索してみたりすること。ここまでが認知のステップです。
その後はホームページや商品販売ページを見てもらうことになります。ここからは興味のステップとなります。
さて、ホームページや商品販売ページを見てもらうためにはどうすれば良いでしょうか?
一番馴染みのある方法は広告のはずです。
テレビCMやYoutube広告、TwitterやInstagramのSNS広告、街で見かけるポスターなど、広告の種類は多岐にわたります。
これらは全て自社商品を幅広い層に知ってもらうために行なっている施策です。
広告はより多くの層に届けようとすればするほど金額も高くなってしまうため、ある程度資金力のある会社が行うことが多いです。
でもそんな広告にお金をかける余裕はない…
そう感じる人がほとんどでしょう。
では、お金をかけずに商品を知ってもらうためにはどんな方法があるでしょうか。
例えば、SNSやブログ、直接営業、チラシ配布などがあります。
おすすめはSNSです。
最も手軽で効果が高い方法と言えるでしょう。
コツコツ発信してフォロワーを増やしていくことで、商品の宣伝効果を高めることができます。
さらに、フォロワーは発信内容に興味のある人が集まっているため商品に興味を持ってもらえる確率が高くなります。
しかしSNSのフォロワーを増やすためには質の高い情報を継続的に発信する必要があってなかなか一筋縄ではいかないのも事実です。
そこで活用するべきものがいくつかあります。
イベントやインフルエンサーです。
イベントではそのイベント内容に興味のある人たちが多く集まります。
そのイベントの出展者側として参加することで、イベントの広告効果を利用して商品を知ってもらうことができます。
また、イベント時は財布の紐が緩んでいる人が多いので、普段よりも買ってもらえる確率が上がっているボーナスタイムと言えるでしょう。
コミケなどが分かりやすい例ではないでしょうか。
どんなに無名のサークルであってもコミケという広告効果を利用して簡単に自分の商品を知ってもらえます。
インフルエンサーとはSNSフォロワーを数多く獲得している人のことです。
彼ら彼女らに少し言及してもらえるだけでかなり多くの人に自分の商品のことを知ってもらうことができます。
しかし、何もせずともたまたまインフルエンサーに自分の商品を宣伝してもらえるほど甘くはないです。
インフルエンサーの利益に繋がるようにしなくてはなりません。
例えば運営しているプラットフォームの利用、販売している商品の購入、開催しているイベントに参加など。
インフルエンサー自身が宣伝したいと思っていることをうまく利用することが重要です。
SNS以外だと、
・有益な記事をたくさん用意してGoogle検索から見つけてもらうブログ
・直接1対1で密にコミュニケーションすることで商品を知ってもらう直接営業
・近所に住む人を対象として確実に届けるチラシ配布
などありますが、難易度が高くなったり応用範囲が狭くなったりするのでここでは深く触れません。
ステップ2(興味)
認知のステップでホームページや商品販売ページ(LP)に来てもらえたら、次は興味のステップです。
実際にはホームページを見に来た段階で興味は持っているので正確に言うと「購入するくらい強い興味を持ってもらうステップ」です。
ステップ2の目的は「ホームページを見に来た人たちが商品について詳しく知り、購入しようと心に決めること」です。
この段階で大事になってくるのは買わない理由を全て無くしてあげることです。
ホームページを見に来た人はどんなことを知りたくてホームページを見るのでしょうか?
ホームページを見に来たほとんどの人が商品について事前にふわっと予想しているはずです。
実際の商品がその予想と比べて上なのか下なのか、懸念点をクリアしているのか、それらの判断ができるだけの情報を提供してあげる必要があります。
よく分からないことが多ければ多いほど、人は購入を躊躇ってしまいます。
ゲームであれば本当に面白いのかどうか、化粧品であれば本当に効果があるのかどうか。
100%の純度で伝えることは難しいですが、なるべく見た人が不安にならないように伝えましょう。
もちろん、見やすくて読みやすいページ構成といった基本的な部分もおろそかにしてはいけません。
情報を詰め込みすぎるあまり見づらいホームページになってしまっては本末転倒です。
読みやすい動線が整えてあり、必要な情報をきちんと伝えることが重要です。
ステップ3(購入)
ここまで来ればあと一息です。
購入ボタンを押してもらって購入してもらうだけです。
しかし、購入の動線が整えられていないと、
購入ボタンがわかりやすい場所に置かれていなかったり、入力フォームが複雑だったり…
といった問題が生じてしまいます。
これでは購入せずに離脱する確率が高まってしまいます。
そこで、なるべく簡単に購入まで進んでもらうことが大事になります。
Apple PayやAmazonは一度使ったことがあればそれ以降ワンクリックで購入することができます。
名前、住所、クレジットカード、メールアドレスといった情報を毎回入力する必要がありません。
このレベルまでいかずとも、購入が確定するまでのストレスを少しでもなくしてあげましょう。
具体的には、
・購入ボタンは目につきやすい場所に配置
・入力フォームは分かりやすく入力しやすいように
・Amazonやpaypalなどの外部サービス利用で手間を削減
といったことが考えられます。
まとめ
ゼロから商品を売るための3ステップ「認知→興味→購入」を解説しました。
自分が商品を購入する際にどんな気持ちでどんな考えを持って購入に至ったかを想像しながら、顧客目線での仕組みを整えることを意識してください。