「緊張」を調べてみると、
心やからだなどがゆるみなくひきしまること。多く、失敗を恐れたりして心をはりつめ、からだをかたくすることをいう。
と出た。
つまり失敗を恐れている時に緊張するということになる。
実際その通りだと思う。
逆に緊張よりもワクワクが勝っている時もある。
ワクワクする時ってどんな時だろう。
「ワクワク」を調べてみると、
嬉しい・楽しいことが起きると期待して興奮し、心を躍らせ、心が落ち着かないさまを表現する語。
と出た。
失敗を恐れると緊張して、嬉しいこと楽しいことを期待するとワクワクする。
自分がワクワクした時ってどんな時だろうか。
初めて全くの1人で海外に行ってロサンゼルスの空港に降り立った時、ホテルまでどうやっていけばいいのか、どのバスに乗ればいいのか、全くわからないあのとき、最高にワクワクした。
何も知らない土地に降り立って、さあこれから冒険が始まるぞ!と感じていた。
あのときはUberという最終手段を知っていたからどんなことが起こっても最後はUberを使えばホテルまで行けることが分かっていた。
失敗をしても何も問題がない。失敗を全く恐れていない状況だった。
つまり、失敗した時はこうしようというリカバリー手段がきちんと頭にあれば失敗を恐れずにワクワクできるんじゃないだろうか。
自分はどういう時に緊張するか。
人と相対するときだ。
初めての人、あまり会ったことのない人と会う時。面接や発表など。
いずれも自分のことをあまり知らない人に自分をよく見せようとして緊張している気がする。
よく見せようの上限がないせいで、何をやっても不安でしょうがない。
そもそもよく見せようと考えていることが間違いで、どうせ取り繕っても意味ないんだから普段通りやるしかない。
努力するべきなのはその一回を成功させることではなく普段のレベルを上げること。
そもそも対人関係において失敗ってなんだ?
面接であれば落ちること。デートであれば次のデートに繋がらないこと。
発表であれば自分の理想の発表ができないこと。
やっぱり自分のことをよく見せようとしていることが原因っぽい。
そして短期的にみるとその失敗は取り返すことができない。
でも長期的に考えればどうだろうか。
面接もデートも発表も今後何回でもやる。
トライアンドエラーを繰り返せば上手くなっていっていく。
何も恐れることはない。
今の等身大の自分を認められていないのかもしれない。
求めている理想像と今の自分のギャップが不安を呼んで緊張につながる。
今の自分を愛そう。
自己肯定感を上げていこうじゃないか。