もう散らからない!片付けの本質と実践ステップ整理整頓の方法

あなたの部屋は片付いていますか?
これを読んでいるということはおおかた散らかっているでしょう。

片付けても片付けても1日経てば元通り。
自分には無理だ、怠惰な自分が嫌だ。そう感じているかもしれません。
でも安心してください。整理整頓に必要なのは知識です。
あなたが怠惰なのではなく、知識がなかっただけ。
しっかりと知識を頭に入れてやるべきことをやれば自ずと整理整頓された部屋に住むことができます。

綺麗な部屋と聞いてどんな部屋を思い浮かべるでしょうか?
物が少なくて、空間が広くて、おしゃれで、植物なんか置いてあったり、遊びに行ったら紅茶を出してくれたり、家の中だというのにきっちりとしたおしゃれな格好をして優雅に過ごしている…
そんなイメージが浮かびます。
何もかもが自分とは違うと思ったかもしれません。
ただ、ここでぼんやりと何かが違うと思うだけでは何も進みません。
綺麗な部屋はどういった要素を持っていて、汚い部屋とは何が違うのか整理してみましょう。

まずは物の量です。
汚い部屋の場合、確実に物の量が多いです。
その物のかなりの割合をゴミが占めています。
物が多くてきちんとしまえていないから、同じものを必要以上に買ってしまってさらに物が増えてしまう悪循環に陥っています。
綺麗な部屋では物が溢れていなく、あるべき場所にあるべき物が収まっています。

次に部屋の広さです。
基本的には部屋が狭いほど汚い部屋になりやすいです。
整理整頓しようにも入れる場所がなければどんどん床に溢れてしまいます。
正確には、部屋の広さに対する物の量が重要です。
物の量に見合うだけの部屋の広さがあるかどうかで決まります。
とはいえ基本的に汚い部屋の原因のほとんどが物の量が多すぎることなので、きちんと捨てれば収まることが多いです。

最後に整理整頓ルールの最適化です。
片付けられない部屋というのは変な場所に置き場所を設定しているケースがかなり多いです。
食卓でほぼ毎日使う醤油をとても遠い場所にしまいにいったり、寝室で使うことが多いものがリビングに置いてあったりします。
使った後に片付けるのが面倒だから片付けられずに散らかるのです。
生活動線を見直して無理のない場所、自然な場所にしまうようにするべきです。
ほぼ毎日使うのであれば使う場所に置いておくことこそ最適解になります。

ここからは部屋の片付け方を説明していきます。
基本的には以下の順番で作業をしていきます。

  1. 捨てる
  2. しまう
  3. 置き場所を最適化

まずは捨てましょう。

散らかっている部屋というのは基本的に物が多いです。
1年間の中で1度も使っていないものは捨ててしまって大丈夫です。
はじめはゴミと必要なものがごちゃ混ぜになっているけども、一度無くしてみると必要なものが浮き彫りになります。

いつか役立つかもしれない… もしかしたら使うかも… もしかしたら着るかも…
大抵のものは役立ちませんし使いませんし着ません。
本当に稀に、役立ったり使ったり着たりした経験が成功体験として残っていて未練があるかもしれません。
その成功体験の裏には大量のゴミがあることを忘れてはいけません。
よっぽど高価なものでない限り必要になった時にまた買えばいいのです。

使っていないものは全て捨てて、よっぽど残しておきたいものだけ残すというくらいの気持ちで望むのがちょうど良いです。
物を捨てないことには置き場所に空きができないため、綺麗な部屋は実現できません。

次にしまいきれていなかったものをとりあえずしまいましょう。
きちんと捨てることができていれば、どこかしらに空きが出てしまうことができるでしょう。
空いていないのであれば捨てる気持ちが足りないということなので、もう一度捨てましょう。
ここでは一旦しまってぱっと見を綺麗にして達成感を得ることが重要です。
綺麗になった気分をしっかり味わいましょう。

ここで満足してはいけません。
ここで終わってしまってはもう一度散らかるだけです。

ここからが片付けの本質的な内容になります。

部屋を綺麗に保つためにまずやらなくてはいけないことが、物の置き場所を決めることです。
片づけられない人の多くが、物の置き場所についてきちんと決められていないです。
もしくは置き場所を決めていたとしても、上手く考えられていないことが多いです。

置き場所を決めていなかったという人はとりあえず決めてみましょう。

置き場所を決めていたとしても、毎回その置き場所に片付けるのは面倒だと感じてはいませんか?
それは決めた場所が適切ではないからです。
置き場所の決め方についてもコツがあります。

物の置き場所は生活の導線上にないといけません。
例えば、外から帰ってきてまず1階のリビングでのんびりする生活習慣を送っている人がいたとします。
その人のカバンやコートの置き場所が2階にあったら、まずめんどくさくて片付けに行かないでしょう。
リビングでのんびりしてからあとで片付けようと考えてリビングがどんどん散らかっていくだけです。
この場合、カバンやコートの置き場所は玄関付近やリビング付近など、片付けるのが面倒ではない場所にするべきです。
よく使うものなのに、面倒な場所を置き場所にしてしまってはいませんか?
よく使うものは使いやすい場所にしまいましょう。
奥の方にしまうのはほとんど使わないものだけです。
どれだけ最適化されたレイアウトを組めるかどうかが腕の見せどころと言えます。

物の置き場所を決めてみたら、そのまま1週間くらい生活してみてください。
きっとしまったものがまた出てきていることでしょう。
この出てきてしまっていることがヒントです。
つまり置き場所が最適ではなかったということを表しています。
1つ1つ考え直していきましょう。

そうして生活していくうちに、徐々に物の置き場所が最適化されていくはずです。
これをずっと繰り返していきましょう。

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