複数人でボールを持って公園に集まった時に、サッカーやドッチボールといったすでにルールが存在しているゲームをやるのは簡単で楽しい。
しかし、そこで全く新しいゲームを考えようというのはなかなか大変だ。
フィールド型なのかコート型なのか、何をしたら勝ちなのか…
どうしたらいいのか全くわからなくなる。
これが社長と従業員の違い。
普通の人生。いわゆる学校に行き会社に就職した場合、そこには常にゲームのルールが存在していた。
学校のテストで点を取る。言われた仕事をきちんとやる。
ゲーム内容がすでに決まっていて、そのゲームをプレイするだけで良かった。
そして上手くプレイしたら褒められた。
しかし、起業となると話は変わってくる。
一体何をするのか。どうすればいいのか。誰とやるのか。
全て自分で考えないといけない。
しかも自分の考えたゲームが面白くなかったらみんな一緒に遊んでくれない。
面白くないゲームを作ってしまった責任は当然社長が取ることになる。
でもそのゲームが面白くて、上手くできたらとても嬉しい。
社長ってそんな仕事。