PMSとは

PMS(月経前症候群)とは、生理前に起こる心や体の不調のことです。
はっきりとした原因は分かっておらず、排卵後に増加する女性ホルモンの影響と言われています。

排卵後にエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが急激に増加します。
そして生理前に急激に減少することで脳のホルモンや神経伝達物質のバランスが崩れて不調が生じると言われています。

どう対策したらいいのか?

まずは生活習慣を改善すると症状が和らぐと言われています。
以下のことを試してみてはいかがでしょうか。
・休養と睡眠を十分にとる。
・適度な運動を心がける。
・喫煙や飲酒は控える。
・カフェイン摂取を控える。
・ストレスを受けやすい活動・環境は避ける。
・ストレス解消になることをする。
・チョコレートなどの甘いお菓子を避ける。
・ファーストフードやコンビニ弁当などの偏った食事を避ける。
・タンパク質の摂取量を増やす。糖質の摂取量を減らす。
・塩分を摂りすぎない。
・果物、牛乳、野菜、食物繊維、複合炭水化物(パン、パスタ、豆類、根菜に含まれる)、カルシウム、マグネシウムの摂取量を増やす。

また、ピルで排卵自体を止めることでPMSの症状をなくすこともできます。
その他漢方やサプリなどで症状そのものに効果があるものを飲むのも良いでしょう。

幸福ホルモンであるセロトニンが減ると気持ちが不安定になりやすいため、
海外ではセロトニンを増やす薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を用いる方法が主流となっているようです。
セロトニンとは、天気が気持ち良いや美味しい、良い匂いといった日々の幸せを感じたときに出る幸福ホルモンです。
薬を飲まずとも散歩して日光を感じたり、自然を感じたりすることで良い効果があるかもしれません。

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