治験バイトに行ってみた

治験バイトに参加してきたのでその体験を記録する。

今回の治験は2泊3日を2回という内容で報酬は13万5000円だった。ちなみに事前検診では3000円貰える。この事前検診の結果が良くないと治験バイトに参加することはできない。

1日目

15時から入院し尿取ってからひたすら待機。本を1冊読み終わるタイミングで採血に。もう1冊読み終わるくらいに晩ご飯。

そしてまさかの21時就寝。明日は5時45分起床らしい。なんて早寝早起きだ

入院中は番号で呼ばれるので「A-6 採血へ」という風に呼ばれて血を取られに向かっていた。まるで囚人のようだ。いやモルモットか…

入院中は食事と就寝の時間が完全に決められおり、全て指示されたとおりに生活していた。完全に囚人のようである。

2日目

朝起きると遠くのベッドの人が帰ってください、と声を掛けられていた。

何事かと思ったがどうやら血液の結果で順位付けを行なっているらしい。順位で一番下の人が帰っていくようだった。自分は何位だったのだろうか… とりあえず悪くはないみたいだ。

野菜ジュース箱買いしてる効果が出たのかもしれない。健康な血液っぽくて良かった良かった。大学生は健康診断がてら治験に申し込んでみても良いかもしれない。

2日目が本番で、ついに薬を飲んだ。しっかりしているもので、秒単位でカウントダウンされてそれに合わせて薬を飲まされた。

投薬時、衝撃の言葉を聞いた。「これから2時間は水飲むのもトイレも禁止でーす。」まさか全ての行為を禁止されるとは思っていなかった。ちなみに2日目は朝食抜きかつシャワーを浴びるのも禁止である。

その後、3時間で11回も血を取られてしまった。寝たまま腕を差し出しひたすら血を取られていた。両腕に針を刺した後ができてしまった。とは言え本は読める読める。読みまくりだ。

昼食後、血を取られすぎた疲労感と薬の副作用の眠気のせいで昼寝をしてしまった。やはり血を失うと体の機能が若干落ちていたのだろう。

今日は22時就寝で明日は8時起床らしい。なんと10時間睡眠である。バカじゃないのか。

3日目

今日は朝と夜に採血があるだけで基本的にずっと自由である。めちゃくちゃ本が読めそうだ。

似たような味のする良くも悪くもない飽きやすい食事を3食食べ続けるのは意外としんどいということが分かった。毎日の飽きない食事に感謝。

予想通りめちゃくちゃ時間があったので起きてから寝るまでずっっと本を読んでいた。

今日は22時就寝で明日は5時45分起床らしい。

4日目

最終日である。朝採血してご飯食べたら退院となる。7時半くらいに解放された。

3泊で19回も血を取られていた。毎回やはりチクッとするわけなのでこれだけの回数刺されるとあまり良いものではない。金出してもらわないとやらないな。

血をたくさん取られたので貧血気味で頭が働かなかった。

2回目

1回目のときと同じ内容だった。

最終日に13万5000円を貰えた。ごろごろだらだらしているだけでこんなお金を貰っていいのかと思うが有り難く受け取って帰った。

感想

採血のときのチクッとした痛みがなんともなく、禁酒や運動禁止も苦にならない人とっては最高なバイトなんじゃないかと感じた。

ただ入院中は看護師のおばちゃんと医師のおじちゃんと業務的な会話しか言葉を発しないので友達出来そうだとか考えるのはやめた方が良いと思う。

ふぉと

食事は毎食こんな感じの似たような代わり映えのしないただの弁当が出る。

ベッドはこんな感じ。普通の病院ベッドだと思う。枕が硬かった。