数年ぶりに家族総出で大掃除をした。
ソファの裏やカーペットのしたなど、ありとあらゆる場所を綺麗にした。
数年間放っておいたことでとんでもない量のほこりが出てきた。
たまにはやらないといけない。
そうは言ってもなかなかできない掃除。
やる必要性を感じないからだと思う。
目に入っていない物の裏のほこりなんて無いようなもの。
うちの場合は父のほこりアレルギーの症状があまりにも酷くなったことでようやくできた。
普通の家であれば尚更難しいだろう。
まさに7つの習慣でいう重要だが緊急で無いものに当たることになる。
でもそこに当てはまる内容こそ最もやらなくてはいけないものだ。
ではどうしたらできるようになるのだろうか?
今回の掃除ではほこりアレルギーの症状という理由で、重要で緊急の問題になった。
そもそも重要度に関係なく、緊急でないとやる気は起きない。
今やる必要がないのだから。
ではどうすれば緊急な問題にできるのか。
1つは問題を可視化すること。
夏休みの宿題を最後の日までとっておいてしまうのは、宿題がどれくらいで終わるものなのか分からずに本気を出せば1日で終わるような気がしているからだ。
早めにやったほうが良いというのは分かっているけれど本気を出せば休日1日使えば終わると思って最後まで手を出せない。
1日で終わるのであればまだいい。
見積もりが甘く、終わらなかった時が悲惨だ。
宿題レベルであればどうでもいいが、大事な商談の準備ともなると訳が違う。
そこで大抵は上司が部下に対して本当の締め切りの前に確認のための締め切りを設けることになる。
そうすれば一旦やっつけ仕事で完成したクオリティの低い資料を修正してから本番を迎えられる。
話を戻そう。
要は見積もりが甘く、十分な時間を掛けられないことが問題だ。
このくらいのレベルのものを出すにはこのくらいの時間が絶対必要ということがしっかり分かっていればいい。
見積もりの解像度が高ければ高いほど、適切なタイミングでやばいと思うことができる。
それを踏まえて不測の事態に備えるための余裕を持った時期に締め切りを設定すれば申し分ない。
それができればみんな苦労しないのだが。
まあそこは能力ということになるだろう。
自分で管理できないのであれば上司に管理してもらうしかない。
結論として、課題を放置しておくとどんな問題が生じるかを理解し、
その課題を解決するためにはどのくらいの時間が必要なのか正確に見積もることが大事だ。